久保建英5試合連続スタメン
残留争いの真っ只中のマジョルカ
ホームに強豪を迎える試合が続くも状況的にホームでは確実に勝ち点を手にしたいところ
一方のアスレチックビルバオ、このタイトな日程な中でも結果を出している。特にコパデルレイのノックアウトでもレアルマドリーを倒すなど勢いがある。その一方でコロナ陽性者などが出ていてメンバーの部分での苦労も
マジョルカのスタジアムにはメジャー広告がいっぱい
マジョルカのホームスタジアム、エスタディ・デ・ソン・モイシュには私にも見慣れた高校が目につく。ビールのバドワイザー、電子決済のペイパル、ロードレーサーなどの自転車のスペシャライズド。ピッチ周り電動看板にはバーガーキングやスマホのVIVO。これもスペインのハズレとはいえリゾート地のマヨルカだからか、メジャー企業が並ぶ。ユニフォーム旨スポンサーのアルファゲルはタイカという日本企業。ボールペンなどに使われてる技術なのか?今期は清水エスパルスのスポンサーにもなったらしい。こんなに立派なバックスタンドだったか気になる。
試合展開
マジョルカGKリコの危ないキックミスをアトレティコに奪われるもルイスガルシア決められず
一方のマジョルカ、マフェオがヌ二ェスに蹴られてPKゲット。PKキッカー、サルバセビージャがGKの脇下にズドンと蹴り込みマジョルカ先制。マジョルカ3連続PKゴール
追加点もマジョルカ。マフェオのロングスローからボックス内がスクランブル状態。ムリキの頭での落としをフリーになったアンヘルが振り向きならがのGK前でバウンドさせた叩きつける難しいボレーを決めて追加点
後半は立ち上がりからビルバオのペース。あれよあれよと続けざまの2得点で同点に。折角の2点リードを振り出しに戻され気落ちするマジョルカだったが最後にドラマが待っていた。久保建英がショートCKからエリア内につける。ムリキが絡んで決定機になったところに再び久保建英。GKのニアを狙ったシュートはポストに当たりその跳ね返りがGKの頭に当たりゴールへ。試合終盤の勝ち越し点にユニフォームを脱ぎベンチ方向を駆け出した久保。結果はオンゴールになるも貴重な仕事をしてのけた。
印象的選手
セルヒオ・リコ(マジョルカ)
今年になって加入パリサンジェルマンからローンで加入したセルヒオリコ
ケイラー・ナバス、ドンナルンマに続く第3GKになっており、今シーズンはナント戦の途中出場のみ一試合のみでマジョルカにやってきた。安定感あるいいGKと解説されるもキックミスやDFラインと連携ミスでヒヤヒヤするシーンが多々見られた。おいおい…と言いたくなるが視聴者からすればそのヒヤヒヤ感も楽しめるからいいけども😂
実績あるいいGKでも試合から遠ざかっているとこんなにも不安定さを露呈してしまう。やはりコンスタントにプレイし試合感を維持するは大事だなと改めて実感
パブロ・マフェオ(マジョルカ)
マジョルカの両サイドバックはロングスローを投げれてそれが戦術になっていた。特に右SBのマフェオは運動量あり攻撃にもよく顔を出す印象。久保との連携を高めたい。
イガンイン(マジョルカ)
アンジェルの負傷で交代出場。やはり前を向いてドリブルできる選手。反転ターンからのエリア内侵入したシーンは見事。その一方で、前のワールドカップ予選のメンバーから外れている。これだけ能力があっても試合に出ていない選手は呼ばないという韓国代表、パウロベントの姿勢は支持できる。
ヴェダット・ムリキ(マジョルカ)
高さ強さがあり前線のターゲットになれる選手。試合終盤でも守備に走りサポーターを煽る姿は都倉賢を思い起こさせる。スペインの都倉である。
久保建英(マジョルカ)
「動きが本当にいい、年明けて全然調子がすごく上がってきている。今がトップフォームに近いんじゃないですかねコンディションは。あとはアシストやゴールが記録できれば言う事ないんじゃないですかね」との中山淳解説。ムリキを起点にした攻撃だとなかなか難しいかと思いきや最後に仕事をした。