【ジュピラー・プロ・リーグ第27節】ユニオン・サン＝ジロワーズvsシント＝トロイデン2022.2.14 視聴：DAZN 実況:原大悟
シントトロイデンが首位ユニオンに挑んだゲーム
ユニオンは主力DFの怪我や出場停止で左CBで町田浩樹がベルギーデビュー。シントトロイデンFW林大地や右SB橋岡大樹とマッチアップする形に
試合開始から歌いまくるユニオンサポーター。前半17分までノンストップでその後も歌い続ける。これが首位チームの勢いか？メインのサポーターがバックスタンドに集結しているようでこれも画面映えもいい
町田浩樹デビューは左CB、ボール持ってハーフウェーライン超えて持ち上がりシュートやクロ
鹿島アントラーズでは伝統的な４バックで左サイドバックは経験していたと記憶しているが少し違う役割か、かなり攻撃参加を求められている
試合はユニオンのポゼッションに対して、シントトロイデンは林大地が前線からチェック＆コイタがカウンターで抜け出し狙うのが対抗か
林大地はアドバンテージ取らずに試合止め、レフリーが自ら思わず頭抱えてしまうシーンやエリア内でいいポジショ
前線から守備サボらずに走り回りながらも決定機にしっかり顔出せるのはエライ
迎えた後半、立ち上がりからうまく試合に入ったシントトロイデン
52分にジョアン・クラウス・ヂ・メロがドリブルでエリア内侵→イスマエル・カンドゥースに倒されPK獲得。クリスチャン・ブリュルスがそのPKをしっかり決めゴール
そのPK献上→失点の流れの間もずっと歌ってるユニオンのサポーターが面白い😂
静まり返らないのはすごいというか不思議というか、もしかして録音か？と思うレベル
この２試合続けてリードの展開だと、攻撃的な選手で実戦からかなり間が空いている香川真司の出番はないかと思われたが83分に登場。ベルギーリーグデビューとなった。
その香川と同時に登場したのがこちらも今冬加入したアミーン・アル・ダヒル。イラクのバグダット生まれベルギー育ちも今後の代表はイラクを選びそうな選手らしい。
試合終盤89分、橋岡大樹がロイック・ラプッサンと接触しPK献上もキッカーのダンテ・バンゼイルのシュートはゴール上で決められず。ふかしというより強烈なシュートで外れていった。「シュミット（・ダニエル）の勝ち！」と実況もどう見てもシュートミスである。
試合はそのまま終了。シントトロイデンがアウェイで首位ユニオンを破った。
試合後に町田浩樹とシントトロイデンの日本人選手たちとの絡みが見られるかと思ったがそのシーンが映る前にそのまま配信終了になったのが残念だった。
印象的選手
・アブバカリ・コイタ（シントトロイデン）
彼の身体能力、馬力はすごい。前節のパンチのあるミドルシュートでのゴールといいシュート力やキープ力がありカウンターで脅威になっていた。
・香川真司（シントトロイデン）
ベルント・ホラーバッハ監督は「シンジは私たちが必要としている創造性をもたらしてくれる。しかし、まだミラクルを期待するべきではないんだ」と試合前にコメントしていたそうだが、リードした展開でデビューさせた。PAOKでの9月12日以来の公式戦。まだ走る姿も体が重い印象で守備でも相手に当たれてないように見えた。
・デニス・ウンダブ（ユニオン）
前節の首位２位決戦のアントワープ戦ではゴールを決めアントワープサポーターを煽りペットボトルを頭にぶつけられていたウンダブ。この試合では相手カウンターを止める守備に回るなど攻撃では目立たなかった。
試合実況解説メモ
・原大智
１部昇格後すぐに首位を走るユニオンサンジワーズ。その快進撃の理由のひとつに共同オーナーの存在が。スポーツベッティング会社をやっているアレックス・ムティオがおり、色んなデータをその会社が持っていてそのデータをしっかり含めて過小評価されている選手などをリサーチしてそこから取ってきた選手達がこの快進撃を支えている。
データ
ロイヤル・ユニオン・サン＝ジロワーズ
GK 49 アントニー・モリス DF 16 クリスチャン・バージェス 19 ギョーム・フランソワ 途中交代 後半10分 28 町田浩樹 59 イスマエル・カンドゥス 途中交代 後半25分 MF 2 バート・ニーウコープ 6 キャスパー・ニールセン 8 ラザラ・アマニ 途中交代 後半26分 17 テディ・テウマ FW 9 デニス・ウンダブ 13 ダンテ・ヴァンザイル
→ MF 23 キャメロン・プエルタス 途中交代 後半26分 94 ロイック・ラプシン 途中交代 後半10分 FW 11 アレックス・ミリャン 途中交代 後半25分
シント＝トロイデンVV
GK 21 シュミット・ダニエル DF 4 橋岡大樹 26 ジョルジェ・テシェイラ 途中交代 後半38分 27 ディミトリ・ラヴァレー 37 トニー・ライストナー MF 6 モリー・コナテ 20 ロバート・バウアー 44 クリスティアン・ブリュルス 途中交代 後半37分 FW 9 クラウス 途中交代 後半26分 14 アブバカリー・コイタ 15 林大地
→MF 8 ロッコ・ライツ 途中交代 後半26分 10 香川真司 途中交代 後半37分 FW 3 アミーン・アル・ダキル 途中交代 後半38分
ゴール
クリスティアン・ブリュルス（後半9分）
スタジアム：スタッド・ジョゼフ・マリアン
